ロンドンで一息入れたいカフェ・ティールーム

ロンドンでの観光に疲れたらカフェやティールームで一休みするのはいかがでしょうか。
日本でもおなじみのスターバックスは数百メートルおきくらいにありますし、イギリスオリジナルのカフェチェーン店Caffe NeroやCostaもあります。

美術館のカフェ

ナショナル・ギャラリー、テート・ブリテンなど大きめの美術館であれば必ずカフェが併設されています。
そして美術館自体が歴史を感じる建物のため、カフェも雰囲気が良いところばかり。

美術館、博物館の集まるサウス・ケンジントンにあるVictoria & Albert Museumのカフェは、世界で初めてのミュージアムカフェとしても知られています。

日本でも人気のウィリアム・モリスがカフェ内にある3つの部屋のうち1つをデザイン。

モリス独特の植物をモチーフとした緑色の壁紙に囲まれた部屋をデザインしたときはまだ無名だったとか。
また、フィリップ・ウェッブとエドワード・バーン=ジョーンズもこの部屋の制作に協力。

アーツ・アンド・クラフツ運動の先導を切る3人の芸術家によって作られたヴィクトリア朝の雰囲気が残る部屋で一息入れることが出来ます。

アフタヌーンティー / クリームティー

イギリスと言えばアフタヌーンティー。
ご婦人方の社交の場で午後にお茶を頂くひとときとして19世紀に始まった習慣で、キュウリのサンドイッチやケーキなどとスコーンを頂きます。

伝統的なアフタヌーンティーを頂けるティールームの1つとして有名なのは、イギリスのお土産としても喜ばれるフォートナム・アンド・メイソン。
5階のティールーム「ダイアモンド・ジュビリー・ティー・サロン」では50種以上もの豊富な種類のお茶から好きなものをチョイスし、ポットで提供してくれます。

そのポットが空になると、次は違うフレーバーのお茶を選ぶことが出来ます。

温かいスコーンと一緒のティースタンドに乗るのは、スモークサーモンやチキンなど数種のフィンガーサンドイッチ。
数口で食べ切れてしまう小さめのサンドイッチです。

閉店間際にスイーツが残っていて運が良いと、幾つか持ち帰らせてくれることも。

リッツなどの一流ホテルや、不思議の国のアリスを彷彿させるカフェレストラン・スケッチなど有名なティールームのアフタヌーンティーだと数週間も前から予約でいっぱいに。

アフタヌーンティーを本場のイギリスで確実に頂きたいのであれば、前もって予約をすることをオススメします。

 

一方クリームティーはサンドイッチやケーキが無く、スコーン、クロテッドクリーム、ジャム、紅茶のセットでリーズナブル。

こちらの写真はウィリアム王子とキャサリン妃のお住い・ケンジントンパレス敷地内にあるオランジェリーのクリームティー。
もともと温室植物園だった建物をティールームへと改築されたため、窓が大きく明るい光が差し込む店内。
そしてスタッフさんの対応も◎

食器はロイヤル・コレクションのものを使用しており、優雅な雰囲気に浸れます。

ゆっくりと午後のひとときを紅茶とともに楽しんでみてください。

コーヒーショップ

紅茶のイメージが強いイギリスですが、コーヒーハウスというコーヒーを提供する男性の社交場が17世紀中頃にあり、以前から階層を超えてコーヒーもよく飲まれていました。

現在では日本のようにサードウェーブコーヒーショップも多く点在しています。

治安が悪く、あまり立ち寄らないほうが良いと一昔前まで言われていたショーディッチやハックニーエリアはおしゃれで活気溢れる地区として大変身。
気軽に足を運べるこだわりのコーヒーショップが多く見られるようになり、現在ではコーヒー激戦区として知られるようになりました。

ショーディッチに位置しているカフェの1つが日本でもおなじみのAllpress Espresso。
非常に明るい店内に、フレンドリーな店員さんが作る美味しいコーヒー。
ついつい長居してしまいたくなる居心地の良い場所です。

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