世界屈指の人気観光地だけあり、ロンドン市内のあちらこちらにホテルやユースホステルが点在しています。
行く予定のある観光スポットに近いホテルを選んだり、好きなエリアにあるホテルをチョイスしてみたり。
選択肢がありすぎて逆に困りますが、是非自分にあったホテルを見つけてみてください。
ホテルのあるエリア
ロンドン市内にはホテルが密集している地域がいくつかありますので、エリアごとにご紹介いたします。
パディントン駅周辺 / ベイズウォーター / クイーンズウェイ
ヒースロー空港からヒースローエクスプレスで約15分で行けるパディントン駅周辺とその隣のベイズウォーター、クイーンズウェイ。
パディントン駅は地下鉄4路線が乗り入れているので、市内観光で移動するのに便利。
高級住宅地であるノッティング・ヒルにほど近いこれらの地域は比較的落ち着いており、小中規模の格安のホテルやB&Bなどが集まっています。
ギリシャ人、フランス人、アメリカ人など多様な人種が集まる地域でもあるため、各国料理のレストランで気軽に様々な味を堪能することも出来ます。
アールズコート / ウェスト・ケンジントン
ゾーン1と2にまたがっているアールズコート駅には地下鉄2路線が乗り入れており、周辺にはスーパーやパブ、レストランもあります。
また、ヒースロー空港からピカデリーラインで直通(約40分)だということもあり、旅行者に人気のある地域です。
ウェスト・ケンジントンはその隣の駅で、ゾーン2。
ケンジントンという名前が付いていますが、サウス・ケンジントンやケンジントン・テラスなどの高級住宅地と全く異なり、庶民的な雰囲気。
それぞれロンドンの西に位置し中心からは若干離れているのでその分手頃な値段の小規模ホテルが多く点在しており、旅行費用を極力抑えたいという人にはオススメの地域。
団体観光客は見られず、少人数で旅行を楽しんでいる人達やバックパッカーをよく見かけます。
夜になると静かで、人通りも少なくなるので不安になる人もいるかもしれません。
ブルームズベリー
大英博物館周辺のブルームズベリーにあるのは、団体観光客にも対応できるような大きめのホテル。
この地域には大学も位置しており、学問の街としても知られています。
7月〜9月にロンドンに行くのであれば、大学寮に宿泊するのを一つの選択肢としてみるのはいかがでしょうか。
ロンドン中心部にはインペリアル・カレッジ・ロンドン、UCLなど有名大学がいくつかあり、大学に通う学生たちの寮もあります。
年度の変わる時期、学生は寮を一旦離れなければなりません。
そのため空室となった部屋は一般に貸し出され、旅行者はもちろん、研究や講演のために訪れる海外の大学の教授なども宿泊。
寮のキッチンは数人で共有なので、そこで他の国から来た人たちと親睦を深めるのも良いかもしれません。
シングルルームやツインルームなど部屋の種類は様々で、バスルーム / トイレをシェア、もしくはトイレ付きのシャワールーム / バスルームがある部屋エンスイート(En Suite)を選択することになります。
どの大学寮も立地が非常に良く、値段もホテルと比較すると安めに設定されているのでオススメの宿泊施設です。
ソーホー
ピカデリー・サーカス、チャイナタウン、リージェント・ストリート、コヴェント・ガーデンなどロンドン観光で一度は訪れてみたい場所に囲まれているソーホー。
ウェストエンドと呼ばれる多くの劇場街にも近く、ロンドンエンターテイメントの中心とも呼べます。
ここはナイトクラブやバーなどが集合する歓楽街でもあり、東京で例えると歌舞伎町という感じの地域。
以前、この地域の中心であるオールド・コンプトン・ストリート沿いの友人宅に居候していたことがありましたが、週末には夜中でも賑やかな声が通りから聞こえてきました。
ナイトライフを楽しみたい方には最適な地域かもしれません。
ハイドパーク/メイフェア
高級住宅地でもある洗練されたこの一帯には一流ブランドショップが立ち並び、クラリッジスやザ・コノート、ザ・ドーチェスターなど格式高い老舗ラグジュアリーホテルが見られます。
オックスフォード・ストリートやリージェント・ストリートにも簡単にアクセスできるのでショッピングを楽しむのに良い場所。
地元の人も訪れるハイドパークやグリーンパークなどの大きな公園や、グロヴナー・スクエアやバークリー・スクエア・ガーデンなど街は自然に恵まれており、大都会に居ることを忘れさせてくれる静かさもあります。
ベルグレイヴィア / ナイツブリッジ
貴族や政治家がロンドンの住居を構えるこの地域にはクラシカルなホワイトスタッコの美しい建物が立ち並び、メイフェアと並ぶ高級住宅地。
しかし宿泊施設となると、メイフェアとは異なり比較的価格が抑えめのこじんまりとしたホテルが見られます。
バッキンガム宮殿のすぐ裏手に位置し、少し足を伸ばせば美術館の集まるサウス・ケンジントンにもすぐ行けるため観光に適したエリア。
また、ヴィクトリア駅にも近いので、ガトウィック空港を含むイギリス南部へ電車で向かう時やコーチ(長距離バス)で他の都市に移動する際にも便利です。
サウスバンク / ウォータールー
テムズ川の南岸のこのエリアは以前は倉庫街でしたが、1990年代くらいから開発が進み、現在は美術館や劇場、レストランなどがひしめき合い賑わいを見せています。
テムズ川沿いではストリートパフォーマンスなども見られ、刺激的で飽きることのないエリア。
また、EUで一番の高さを誇るレンゾ・ピアノ設計のザ・シャードもこの地域に建っています。
ザ・シャードの34階から52階には五つ星のシャングリ・ラホテルが入っていますが、この地域のその他の宿泊施設としては中級のホテルが点在しています。
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