一度は行ってみたい!ロンドンの夏の注目イベント 2018年版

ロンドンではイベントやフェスティバルが夏になると一年の中で一番多く開催されます。
その中でも主要なものを6つピックアップしてみたので、どのようなイベントがあるのか見ていきましょう。

バッキンガム宮殿内部見学

観光でロンドンに行くと誰もが訪れるであろうイギリスの象徴、バッキンガム宮殿。
イギリス君主が公務をとり行う場所兼住居で、常に人気で観光客の絶えない名所となっていますが、普段は鉄の柵越しに建物を見ることしか出来ません。

しかし夏になるとエリザベス女王は避暑のためスコットランドでお過ごしに。
その期間は宮殿内が一般公開となり、貴重な王室コレクションや建物内部を見学することが出来ます。

当日券を現地で購入することも可能ですが、なにせイギリスで一番人気と言っても過言ではない観光スポット。
売り切れになってしまうこともあります。
確実に見学に訪れたいのであれば、事前にネット予約することをおすすめします。

日程: 2018年7月21日〜9月30日
料金: £24.00

プロムス

1895年から続くクラシック音楽を中心とした音楽の祭典。
ロイヤル・アルバート・ホールを会場の中心として世界的に有名な指揮者やオーケストラが集結し、クラシックファンを熱狂させます。

堅苦しい印象のプログラムだけではなく、手軽に購入できる価格のチケットもあるので、クラシック初心者でも親しみやすく気軽に参加することが出来ます。

ですがプロムスの最終日は非常に人気で、チケット購入は大変困難。
ロイヤル・アルバート・ホール横のハイドパークでは、会場に入れなかった人々のためにコンサート中継が巨大スクリーンに映し出される「プロムス・イン・ザ・パーク」が開催され、こちらも超満員となります。

その最終日にはイギリスの第二の国歌とも言われているエルガー「威風堂々」が必ず演奏され、それに合わせて観客は国旗を振ったり、立ち上がって歌ったり。
クラシックを静かに聴きに行くイメージとはかけ離れて大盛り上がりを見せます。

日程: 2018年7月13日〜9月8日
料金: £7.50〜£100.00

トゥルーピング・ザ・カラー

エリザベス女王の誕生日は4月21日。
ところが誕生日を祝う公式パレードは毎年6月の土曜日に行われます。

この日程はエドワード7世の時代(在位1901年〜1910年)から続いていることであり、彼の誕生月が11月で寒いから、というイギリスらしい理由で比較的暖かくなる6月に公式行事が執り行われることとなったそう。

近衛騎兵練兵場(ホース・ガーズ・パレード)で行われる陸軍のパレードを良い席で観覧するにはチケットが必要となり、抽選の締め切りは3月。
事前にチケット確保の準備をする必要があります。

しかし馬車に乗って公道を移動するエリザベス女王やキャサリン妃などロイヤルファミリー一同をチケット無しで見る方法もあります。
パレードは近衛騎兵練兵場をスタート地点に、宮殿前の大通りザ・マル、バッキンガム宮殿へ向かうので、その途中で待っていれば必ずお目にかかることが出来ます。

一度にイギリス王室メンバーが揃った姿を見ることはほとんどない機会なので、良いチャンスになるのでは。

日程: 2018年6月9日
料金: £35

ノッティングヒルカーニバル

普段は閑静な高級住宅地であるノッティングヒルがお祭り騒ぎになるノッティングヒルカーニバル。

8月の2日間に渡ってカリブ系の人々がカラフルな衣装をまとって踊り、陽気な音楽を演奏し、街の雰囲気がガラリと変わります。

初めて開催されたのが1966年。
50年の歴史を持つこのお祭りは毎年約100万人もの人々が参加するヨーロッパで最大のストリート・カーニバルと言われています。

カーニバルの起源は労働力としてカリブ海に浮かぶ島々からイギリスへ連れてこられた移民による人種差別に対する反対運動。
死傷者が出るほどの暴動も起き、警察官との間で揉め事になったことも多々ありました。

しかし現在では誰もが平和的に参加できる行事(ただスリにはお気をつけください!)となり、警備に当たっている警察官でさえも一緒に踊っている姿も見ることが出来ます。

ロンドンの多文化を象徴するこのお祭りは一見の価値ありです。

日程: 2018年8月26日〜27日

オープン・ハウス・ロンドン

ロンドンの街の魅力を知ってもらおうと始まったオープン・ハウス・ロンドン。

通常は一般公開されていない歴史的建築物や、オフィスビル、個人住宅、学校など数百もの対象建物の内部を一定の期間だけ無料公開される日です。
前例では首相官邸・ダウニング街10番地ロイヤル・オペラ・ハウスアレクサンドラ・ロード・エステイト(映画「キングスマン」で有名になった団地)など。

年度によって一般公開される建物が異なるため、自分のお目当ての建物がリストに載っているかどうか、また、建物によっては事前に予約が必要であったり、一日の入場者数の上限が決められていたりするので、公式HPで前もって確認しておきましょう。

日程: 2018年9月22日〜23日

テムズ川クルーズ

一年中参加できるテムズ川クルーズですが、一番オススメの時期は快晴の続く夏。

一年で一番観光客の多い夏はどこも大混雑。
天気が良くても、日差しが強い時期に色々交通機関を駆使したり、人混みの中を歩いたりするのは時間的にも体力的にも苦しいときがあります。

グリニッジからウェストミンスターまでの乗船区間であればロンドン塔タワーブリッジロンドン・アイ国会議事堂など観光で外せない人気観光スポットを陸とは異なった角度で船上から一度に見ることが出来ます。

混雑する道路を避けるので時間の短縮になりますし、あまり時間が無いけど一通り急ぎ足で有名な建築物を見てみたい、という人にオススメ。

様々な会社がテムズ川クルーズをやっていますが、ロンドン交通局のリバーバスであればオイスターカード利用でお得に乗ることが出来ます。
オイスターカードの利用方法はコチラ

 

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